「お金使い」にはなれても「お金持ち」にはなれない人々

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■大量消費に存在する大きな落とし穴

 本サイトでは、月10万円生活についての情報を発信しているわけですが、これは低所得の人生を推奨しているわけではありません。月10万円程度でも生活は可能であり、この環境を構築しておくことで、資本主義社会にありがちな金銭や労働からの呪縛から解放することを主目的としています。


 よって月10万円生活は、人生における本来の目的や価値を明確にするとともに、一度だけの人生を、より素晴らしいものへと導くための指針の一つと言えるかと思えます。


 多くの人々は、豊を目指します。しかし、その方向性はいわば大量消費を促すため、つまりは経済全体の活性化の一端を担っていると言えます。


 あなたの消費が、経済を活性化させていくのであれば、それ自体には問題は生じません。むしろ経済繁栄の一端を担いつつ、自らも豊かな生活ができるわけですから、これほど素晴らしいことはないといえるでしょう。しかしここにひとつの落とし穴が存在することに気づいていらっしゃる方は意外にも少ないものです。


■消費者が資本家に富を作り出す構図

 多くの方は、豊かになることを、多額の消費によってのみ得られるものと考えています。外国車などの高い車を所有し、広い家に住み、様々なサービスを受けながら、高額なレストランで食事をとろうとします。服や時計にブランド品を望みます。そしてこれらの取得こそが豊かなことであると考えます。


 確かに、お金をかければ生活は容易に快適なものとなるかもしれませんし、周囲にも優位性を提示できるかもしれません。しかしこれに固執するあまり、多大な債務を背負ってしまったり、実際の生活が苦しくなったり、そのことで無理な労働を強いられたりするとなると、そこには問題があるといわざるを得ません。


 現在のサラリーマンの平均年収はおおよそ400万円から500万円程度であるはずですが、これを遙かに上回る年収を得ながらも、債務に苦しんでいたり、日々の生活に困窮している人は数多く存在します。彼らは、より多くの収入を目指しますが、ことサラリーマンにおいては、稼ぎ出すことのできる金額には、おおよそ上限があるものです。


 ライフスタイルを向上させようと躍起になるあまり、逆に自らの生活を苦しいものとしている事実は、いうなれば、資本家の利益を生み出すために、消費者は自らの生活を過酷なものとしていることでもあるわけです。


■「お金使い」のままでは豊かになれない

 一方、資本家は常にお金を大切に使います。必ず年収の範囲内で生活を完結させ、さらには毎月多くの額を貯蓄へと回します。自らがお金を稼ぐのと同時に、お金にもフルに働いてもらうことにより、自らの資産を確実に増やそうとします。そして、所得が増えていけば、その中で最大限の節税を行いながらも、自らのライフスタイルを、あくまでも所得の範囲の中で向上させていきます。つまり、自分の年収を超える支出をすることなく、貯蓄を継続して積み上げていくことを忘れません。


 年収1000万円の人が年間1000万円の支出をするのと、年収2000万円の人が年間1000万円の支出をするのでは、一見したライフスタイルは同様に見えるものの、その内容は大きく異なるわけです。


 外車を乗り回したり、ブランドのバッグを持つ人を「お金持ち」という人がいます。しかし実は、表面上のライフスタイルを上げようとする人は「お金使い」であり、いつまでたっても「お金持ち」にはなれないことに気づかなければなりません。


 つまり、資産形成のプロセスに大きな誤認識があるわけであり、この点をいち早く改善しなければ、いつまでも生活は楽になっていかないことに気づかなければならないわけです。




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