月10万円生活と老後の生活設計

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■月10万円生活で得られるもの

 月10万円生活を目指す方の中には、本業の年収をそのままに出費を落とすことで、毎月多額の貯金を残そうとされる方、浮いたお金を借金の返済に充て、いち早く完済をされる方、出費と同時に年収を最小限度まで落とすことで自由な時間を最大限確保しようとされる方などさまざまです。


 仮に年収400万円の独身の方が、本格的に月10万円生活に取り組むことができれば、余裕を見ても年間で250万円程度のお金を残すことに成功することでしょう。また、債務がある方であっても、年間同額の返済が可能となることから完済時期を大幅に短縮することが可能となるはずです。よって完済後も同様の生活を継続することで、結果として多くの貯蓄を積み上げることが可能となり、それまでお金に振り回されていた生活から脱却し、逆にお金を味方に付けた余裕ある生活設計を実現することが可能となるはずです。


■円の価値を高めることができる

 支出を最小限に抑える環境を手に入れた場合、その度合いに反比例する形で、安定した人生を送ることのできる可能性を高めていくことが可能となります。


 たとえば、年収400万円でありながら、そのすべてを支出に充てている方の場合、1年間生きるためには400万円のお金が必要となります。つまり、400万円の貯蓄がなければ、働くことなく生きることは難しいことになるわけです。その一方で、1年の支出が100万円の方の場合、400万円の貯蓄があれば、4年間を働くことなく生きることができることになります。


 つまり、同じ円であっても、その人の支出環境により、その価値をいくらでも変えることが可能と言うことになります。よって支出を最小限度に抑えることができた場合、貯蓄額はそのまま大きな安定性につながることにもなるわけです。


■月10万円生活で作り出した時間の有効活用

 一方で、月10万円生活を実現するとともに、月収10万円程度まで収入も圧縮することで、最大限の自由な時間を得ようと考えられた方については、少々考えておかねばならないことがあります。


 収入と支出を同額にした場合には、自由な時間を得ることができる一方で、貯蓄を積み上げることが困難となるはずです。この場合、老後の生活設計など、誰もが遭遇する問題にいち早く取り組む必要があろうかと思います。


 これについては、先にもふれていますが、月収10万円程度に抑えることで生じた自由な時間を用いて、雇用されずに得ることのできる収入源を早いうちから構築することでしょう


 若いうちには、雇い入れる業態や業界、会社などが多く存在することから、月10万円程度を捻出する仕事を得るのは容易であるはずです。しかしこれも、加齢とともに確実にせばまることになります。また、体力勝負の仕事の場合、60歳以降は継続が難しくなる場合もあることでしょう。


■収入源の確保と老後の人生

 このため、十分な貯蓄が必要となるわけですが、ぎりぎりの収入を続けていると貯蓄を積み上げることも難しくなります。もともと月収10万円程度の仕事に正社員の仕事はありませんから退職金もありません。また、年金についてもその多くが国民年金に限られるはずなので、65歳以降の生活を十分に支えることができませんし、仮に月10万円生活を続けようにも、年金額がその額にさえ届かないはずです。


 よって、年金以外の収入源は必須となり、その収入源は自ら作り出したものである必要があるわけです。


 ぎりぎりの生活において、自由を謳歌されようとするのであれば、是非ともあまりある時間の中で、自ら収入を得ることのできるビジネスを、時間をかけてでも試行錯誤し、作り上げておくことをお勧めしたく思います。




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