月10万円生活者でも可能となる投信積立

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 月10万円生活の実質的な可処分所得は8万円程度となります。これについては別の記事で詳細に記すことにします。今回はこの可処分所得であっても可能となる投資信託について説明を進めていくことにしましょう。


■投資積立の存在を知っておく

「これだけの収入で投資信託はさすがに無理があるのでは?」


 と思われるでしょうか。しかし実際に投資信託によってお金を積み上げることは、現在では十分に可能となっています。まずは投資信託は何かについてのご理解から始めていただくことにしましょう。


 投資信託とは、ファンドとも呼ばれる金融商品のひとつであり、個人投資家から集めた大きな資金を、プロのファンドマネージャーが債権や株式などで投資運用し、その結果得られた利益を投資家へと還元するものです。


 商品によって債権や株式、さらには為替も含めた市場を組み合わせたものが存在します。


 投資信託の場合は、元本割れのリスクもあるものの、時に大きな利益を得ることができるというメリットがあります。また、市場の組み合わせによっては、リスクとリターンが高いものから、利回りは低いものの元本割れのリスクが少ないものなど、様々な投資信託が存在します。


「でも、月10万円生活で投資?」


 多くの方は、このように思われるものです。投資は基本的に多額の資金を用意する必要があるはずです。しかし月10万円生活者の場合、多額の資金を持っているはずはないというのがその理由となることでしょう。


 しかし実は、積立型の投資信託である投信積立であれば月1000円から5000円程度の少額積立を可能とする金融商品も現在では存在します。中には100円から積み立てることも可能なものもあるなど、幅広いニーズに対応可能です。


 積み立てるわけですから、一時的な価格変動によって多額の損失を被ることもなく、比較的安全な投資商品といえます。


■投信積立のメリットデメリット

 次に投信積立のメリットデメリットについて、簡単に触れておくことにしましょう。


 メリットとしてまず挙げることができるのが、先にもふれているように少額からの投資が可能であるという点です。月10万円生活の場合、おおよそ多額の資金を投資に回すことは難しいかもしれません。しかし月1000円程度であっても投資はできるわけですから、大きな負担なく始めることが出来るメリットがあります。


 貯金などと異なり積立金額に利益が乗った場合、これを売却することで売却益を得ることもできます。


 月々少額ながら積み立てることから、その時々の大幅な変動によって生じるリスクを回避することも可能となります。また、長期投資ととらえるならば、複利効果も期待できます。


 さらには、手続きも簡単であり、銀行口座からの自動引き落としにも対応します。引き落とし日に残高があれば、それは自動で積み上がることから、以降は手間をかけずに自動で積み立てることが可能となります。


 一方、投信積立のデメリットとしては、やはり元本割れのリスクがあるということでしょうか。あくまでも投資商品なので、高い利回りを期待できる一方で、元本割れもあることは最初にしっかりと把握しておく必要はあります。


 また、譲渡益や分配金は課税対象となり、おおよそ20%程度の税金がかかるという点も事前に知っておく必要があります。


 さらには、販売手数料や運用コストが発生することから、これがどの程度であるのかも事前にしっかりと確認しておかなければなりません。ちなみに投信積立の商品の中には、販売手数料無料のものもあります。これをノーロード投資信託と呼びます。ノーロードは、積立てNISAの対象商品でもあります。


■月10万円生活者による投信積立の活用

 月10万円生活の環境を構築できた人は、当然の事ながら月10万円の範囲内の生活が可能となっているはずです。このため、仮に10万円の貯蓄が積み上がったならば、それは1ヶ月の生活コスト分の貯蓄となります。つまり、60万円であれば半年、120万円の貯蓄であれば1年間の生活を維持できるお金ということになります。


 仮に月50万円で生活をしている方の1年間のコストは600万円になるわけですから、ずいぶんとエコ的生活ということができます。また、同じ日本円であるのにもかかわらず、少額でも生活に対する価値は多大であることをご理解いただけることでしょう。


 さらには、月10万円生活を長期的に続けるのであれば、投信積立で積み上げたお金はそのまま老後資金の充当にもなります。


 このため、できれば月10万円生活であったとしても、その中でぎりぎりの生活をするのではなく、少額であったとしても、長期に渡って積み上げ続けることは、とても重要でかつ効果的なものといえます。


 また、月10万円生活であっても、月収はそれを上回るという方も少なくないはずです。このような方の場合、10万円を超える部分については、分散した形で積み上げることで、リスク分散をしながらも、高い利回りを得る配慮は必要となることでしょう。




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