月10万円生活ではミニマリストよりもシンプリストが適している理由

Sponsored Link


 一部で明るい兆しは見えるものの、多くの人が貧困にあえいでいる日本において、ミニマリストやシンプリストという新たなライフスタイルを追求する人が増加傾向にあるようです。


 ちなみにミニマリストとは、所持品を極限まで削減することで、最小限のモノのみで生きるスタイルを送る人をいいます。ミニマリストの場合、所持品はスーツケースに収まってしまうことから、思い立ったその時に住まいを移動することが可能となります。まさに自由の極みといった生き方といえます。


 一方、シンプリストとは、必要最小限の日用品を持つことで生きるスタイルを送る人をいいます。


 一見ミニマリストと同じであるかのように思われるかもしれませんが、シンプリストの場合、住まいの中に必要最小限ではあるものの家電製品などを持ちます。ただし、不要なものは徹底して持たないことから、シンプリストの方の家は、常に機能的でかつスッキリとしているものです。


 さて、今回は、月10万円生活においては、ミニマリストよりもシンプリストが適しているというお話を進めていくことにしましょう。


■究極のミニマリストはお金がかかる?

 究極のミニマリストとは、スーツケース一つで生活をするわけですから、家電製品なども当然持ちません。このため出費についても最小限度に押さえることが可能であるように思えます。


 しかし何も持たないというのは、実は意外にお金がかかるものです。


 生活に必要なものは必ず存在し、それには最低限度の日用品が含まれるものです。しかしそれを持たないわけですから、結果的に外部のサービスに依存しなければならなくなるからです。


 たとえば、何も持たなければ衣類の洗濯ができません。まあ、一人の場合は手洗いでも洗濯は可能ですが、手間がかかるという理由からコインランドリーを利用するようになるものです。


 また、何も持たない場合、自炊ができません。よって外食やコンビニ弁当に依存することになります。しかしこれらのコストは決して馬鹿にはなりません。


 また、ミニマリストの場合、中にはネットカフェでの生活を選択する方もいるようです。しかしネットカフェでは、日々の利用料がかかります。これは月に換算して、最低でも4万円から6万円程度にもなるはずです。地方ではワンルームマンションが2万円台でも借りられることから、これもまた無駄ということになります。


 さらには、住まいを持たない場合、コインロッカーを用いる機会も増えるものです。これにも日々お金がかかるなど、意外にそのコストは大きくなることがおわかりになるかと思います。


■お金をかけない生活に必須なものとは

 お金を使わない生活の基本は、住まいを持つことといえます。格安のワンルームでも、そこに自分の住まいを持つことができれば、そこでの生活が可能となります。自己所有のモノは住まいに置くことができるわけですし、これには家賃以外のお金はかかりません。


 また、部屋の中で時間を過ごせば、外部のサービスに依存する必要もありませんから、つまりお金のかからない生活を実現しやすいわけです。


 住まいがあればそこでの自炊も可能となります。自炊ができれば、外食やコンビニ弁当に依存する必要がありません。すると、健康を考慮した日々の食事であっても、1食あたり200円程度で済ませることが可能となります。


 究極のエコ生活を実現するためには、住まいはどうしても必要となるわけです。


■月10万円生活にはシンプリストが最適

 月10万円生活を実現するためには、シンプリストが最適といえます。これはまず、格安のワンルームを住まいとしたうえで、お金をかけないための家電を用意することから始めます。


「お金をかけないための家電?」


 と、意外に思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし実は、家電にはお金をなるべくかけなために持っておくと良いものもあるのです。


 まずは、冷蔵庫と電子レンジです。


 冷蔵庫は、一人暮らしであっても多少大きな冷凍庫を持つものを用意したいものです。これは食材を長期保存するために必要です。


 スーパーなどで食材を安く仕入れたのなら、これを小分けして冷凍保存しておけば、比較的長期保存が可能となります。また、電子レンジがあれば、それをいち早く解凍して食すことが可能となります。月10万円生活では、自炊を行うことが前提となりますが、食材を効率的かつ安価に食すためには、冷蔵庫と電子レンジは必須な家電といえそうです。


 ちなみに、冷蔵庫や電子レンジは、比較的安価で購入することができます。多少の出費になるかもしれませんが、省電力で稼働するものも多くなってきています。また、なるべくお金を掛けたくないという場合には、リサイクルショップを漁るのも方法のひとつです。


 なお、自炊をするわけですから、当然の事、調理に必要なものは揃えておく必要があります。包丁やまな板、各種調味料などは揃え、いつでも快適に調理ができる環境は欲しいものです。


 日本人の主食は米なので、炊飯器もあると便利です。また、昼食用にお弁当箱と、携帯型のポットを用意しておくと、外出時のコストも抑えることができます。


 昼食を外食で取るとお金がかかりますが、手弁当を持っていけばそれを削減することが可能となります。手弁当の場合、前日の夕食の残りなどを工夫して詰め込めば、簡単にしかも短時間での弁当をつくることができます。


 携帯型のポットがあれば、外で自動販売機などのお世話になる必要もなくなります。


 このように、月10万円生活を実現するためには、それをサポートするための家電やグッズがあるものです。


 何が必要であり、それは生活費をどの程度圧縮できるものなのかをご自身で考えてみるのも、月10万円生活には、有効な手段となるはずです。




Sponsored Link